梅雨のにおい対策!新聞紙と重曹で家中スッキリする方法

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梅雨のにおい対策!新聞紙と重曹で家中スッキリする方法

ジメジメとした空気が続く梅雨の季節、部屋や靴箱、クローゼットなどから漂ういや〜なにおいに悩まされていませんか?
市販の消臭剤も効果はあるけれど、コスパや化学成分が気になる人も多いはず。

実は、特別なグッズがなくても「新聞紙」と「重曹」という家庭にあるもので、においを抑えて快適な空間をつくることができるんです。

この記事では、においの原因から2つの素材の仕組み、そして誰でもできる使い方まで徹底解説します。

梅雨ににおいが発生しやすい理由とは?

まず知っておきたいのは、なぜ梅雨になると家の中がにおいやすくなるのかということ。

その主な原因は以下の3つです:

  • 湿度が高い(カビ・雑菌の繁殖が活発になる)
  • 換気がしづらい(雨で窓を開けられない)
  • 洗濯物の部屋干し(生乾き臭の発生)

つまり、空気中の水分と汚れが混ざって菌が増殖し、それがにおいの元となってしまうのです。

新聞紙と重曹、それぞれの得意分野とは?

この湿気と菌を抑えるのに役立つのが、新聞紙と重曹という2つの素材。

新聞紙の特徴

  • 吸湿性が高い:水分を素早く吸い取る
  • 空気を通す:湿気を逃しやすい
  • リサイクル素材なので気軽に使える

新聞紙は、敷く・丸める・詰めるというシンプルな使い方で、手軽に湿気取り&におい防止として機能します。

重曹の特徴

  • 消臭効果:酸性のにおいを中和
  • 弱アルカリ性:皮脂汚れや菌に作用
  • 食品添加物にも使われるほど安全性が高い

重曹はにおい成分を化学的に分解・中和してくれる優秀なアイテム。
パウダー状で扱いやすく、容器に入れて置くだけで効果を発揮します。

新聞紙の活用テクニック

1. 丸めて置くだけ!におい&湿気のダブル吸収

新聞紙をくしゃくしゃに丸めて、複数個作って配置するだけで、空間の湿気を吸収してにおいを抑えてくれます。

活用例:

  • 靴箱に丸めた新聞紙を数個
  • 押し入れやクローゼットの隅に1〜2個
  • 洗面所の棚に新聞紙を敷く

2. 敷くだけで“吸湿マット”に早変わり

新聞紙を広げて棚や引き出しの底に敷くだけでも、湿気を吸い取ってくれます。
特にタオル収納・衣類収納との相性が抜群です。

使い古したらそのままゴミとして捨てられるのもメリットです。

重曹の活用テクニック

1. 容器に入れて“置くだけ脱臭剤”に

小皿や瓶に重曹をそのまま入れて置いておくだけで、空気中のにおいを中和してくれます。

置き場所の例:

  • 冷蔵庫内
  • トイレの棚の上
  • 玄関や靴箱の隅

容器の上にガーゼやキッチンペーパーをかぶせておけばこぼれる心配もありません。

2. お掃除にも使える万能パウダー

においが気になる場所は汚れも原因のひとつ。
重曹はそのままふりかけてこすり洗いにも使えるので、掃除と消臭を同時にこなせます。

たとえばキッチンの排水口やトイレの便器のフチなど、水まわりで特に効果を発揮します。

靴箱・トイレ・冷蔵庫に!場所別で使える新聞紙&重曹のにおい対策

靴箱のにおいには“W使い”が最強

梅雨になると特に気になるのが靴箱のこもったにおい
湿った靴が原因で雑菌が増え、嫌なにおいが発生しやすくなります。

おすすめの使い方は、新聞紙+重曹のダブル使いです。

  1. 新聞紙を丸めて靴箱の奥に2〜3個配置
  2. 空き瓶に重曹を入れてガーゼでフタをし、隅に置く

これだけで湿気とにおいの両方をしっかりカバーできます。
新聞紙は1〜2週間で交換、重曹は1ヶ月程度を目安に取り替えると効果が持続します。

トイレの棚上に“脱臭ボトル”を置く

トイレにこもるにおいは、換気不足と湿気のダブルパンチ。
芳香剤だけではごまかしきれないこともあります。

そんな時は、小さな瓶に重曹を入れて、アロマオイルを数滴垂らすだけでOK。
脱臭とほんのりした香りを両立できます。

ラベンダー、レモングラス、ティーツリーなどの精油は消臭・抗菌作用もあるので、におい対策に最適です。

冷蔵庫には“重曹だけ”が安心

冷蔵庫は食品が入っているため、安全性の高い素材しか使えません
重曹は食品添加物としても使われているため、安心して脱臭剤として利用できます。

使い方は簡単:

  • 清潔な瓶やタッパーに重曹を入れる
  • ラップやキッチンペーパーをかぶせて輪ゴムで固定
  • 冷蔵庫の隅にそっと置いておく

月1回程度で中身を交換し、使い終わった重曹は排水口掃除に再利用可能です。

押し入れ・クローゼットにも新聞紙が便利

湿気がこもりやすい押し入れやクローゼットは、新聞紙を敷く・詰めるという使い方が効果的です。

たとえば:

  • 棚板の下に新聞紙を1枚敷く
  • すみっこにくしゃくしゃにした新聞紙を入れる
  • 湿気がひどい場所には重曹入りの小瓶も併用

紙の層が多いほど吸湿力が上がりますが、通気性が悪くならない程度に量を調整しましょう。

使い終わった新聞紙・重曹の“処分と再利用”

使い終わった素材も、無駄なく処理しましょう。

新聞紙

  • 濡れていなければ可燃ゴミまたは資源回収
  • 生ゴミを包む、窓掃除に使うなど再利用可能

重曹

  • 排水口やシンクにふりかけて掃除用として再利用
  • 油汚れに振りかけて研磨剤として使用

+αアイデア:アロマ・コーヒーかすと組み合わせる

新聞紙や重曹と組み合わせて使うと、におい対策+リラックス効果も狙えます。

  • アロマオイル:香りをつけた重曹で玄関やトイレに
  • コーヒーかす:乾燥させてガーゼに包み、重曹と並べる

手軽な素材を組み合わせることで、市販品に頼らずともナチュラルかつ効果的な消臭空間がつくれます。

まとめ|お金をかけず、梅雨のにおいを快適に乗り切る

新聞紙と重曹という、どの家庭にもあるアイテムを使うだけで、梅雨特有のこもったにおいや湿気はかなり改善できます。

ちょっとした工夫を積み重ねるだけで、家中がスッキリ快適に。
コストもかからず、安全性も高いので、ぜひ今年の梅雨はこのライフハックを取り入れてみてください。

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